エコキュートをおすすめしないと言われるのはなぜ?5つの理由と選び方
エコキュートを検討している人の中には、口コミや評価でおすすめできない理由を見かけて不安になっている人もいるでしょう。
そこで今回は、エコキュートをおすすめできないと言われている理由と、選び方について解説します。
エコキュートの基礎知識や活用方法についても解説するので、参考にしてください。
エコキュートをおすすめできない5つの理由
エコキュートをおすすめできないと言われるのは、5つの懸念点が原因です。
①初期費用が高い
エコキュートがおすすめできないと言われる1つ目の理由は、初期費用が高いことです。
一般的なガス給湯器の場合、家の大きさや人数にもよりますが初期費用は6~25万円です。
それに対してエコキュートの初期費用は、30~70万円かかります。
導入コストが高いと、懸念してしまう人は多いでしょう。しかし、実際に使い始めてみると光熱費の違いが感じられます。
Panasonicのサイトで解説しているエコキュートの低ランニングコストを見てみると、エコキュートはガス給湯器に比べて、月々の光熱費が3分の1カットされているのがわかります。年間で比較すると、なんとエコキュートはガス給湯器の約2分の1もお得!
長い目で見ると、エコキュートは安くなるでしょう。
参考:「Panasonic はじめてのエコキューㇳ」
②湯切れのリスクがある
エコキュートは一度にお湯を沸かし、タンクに貯めたお湯から給湯される仕組みです。
そのため、タンクに溜まっているお湯以上にお湯を使うと、湯切れを起こしてしまいます。
湯切れを起こすと、沸かしなおすまでに時間がかかってしまいます。
お風呂に入っている途中で湯切れが起きるのではないかと心配する人もいるでしょう。
しかし、最近のエコキュートではAIがお湯の使用量を計測し、データに基づいた最適な湯量をコントロールしてくれる機能がついています。
湯切れのリスクが心配な人は、このような機能がついたエコキュートを選ぶと安心です。
③騒音問題が起こりやすい
エコキュートはヒートポンプでお湯を作ることから、独特な低周波音が起こります。昼間はそれほど気にならない音ですが、エコキュートは深夜帯にお湯を作ることが多いため、騒音が起こりやすいのです。
設置場所を工夫し、隣家に音が響かない場所を選ぶようにしましょう。場所の工夫が難しい場合は、防音シートを貼ったり防振ゴムを壁に貼ったりするだけでも変わります。工務店によっては、施工時に防音パネルなどの防音対策を行ってくれるところもあります。
④水圧が落ちてしまう
エコキュートに変えると、水圧が落ちると聞いたことがある人もいるでしょう。
ガス給湯器は水道管の水圧を利用してお湯を出すため、水圧が500kpaあります。
それに対してエコキュートは、タンクに溜まったお湯を使用するため、水圧は180kpaが一般的です。
しかし、最近では水圧が強いエコキュートも販売されており、一番水圧が強い「ナイアガラ出湯」の水圧は500kpaとガス給湯器と変わりません。
他にも水圧が強いエコキュートが多く出ているので、気になる人は水圧の強いものを選ぶとよいでしょう。
⑤入浴剤が使えなくなる
エコキュートは、追い焚き時に目詰まりを起こすため、入浴剤が使えなくなるというイメージがあるかもしれません。
追い焚き機能がついたフルオートタイプの場合は、故障の危険性があるため、使えない入浴剤もあります。
しかし、各メーカーごとに推奨している入浴剤が紹介されています。自由に使えないデメリットはありますが、入浴剤は使用できるので安心してください。
エコキュートは選び方次第で便利に使える!
エコキュートは選び方次第で、懸念点を解消できます。
初期費用の高さや湯切れなどネガティブなイメージを抱きがちですが、家庭にあったものを選べばコストを削減でき、年々上昇傾向にある月々の光熱費を抑えられますよ。
また、エコキュートは災害対策としても活躍します。貯湯タンク式のため、断水や停電が起きた時に生活用水として利用可能です。
地震や台風などの災害対策としても、ぜひエコキュートを利用してみてはいかがでしょうか。日々のコストを削減でき、いざという時の助けにもなりますよ。
一時的にお金が出る額が大きいので敬遠されがちなエコキュートですが、長い目を見た時・そして万が一の時を考えると
実はエコキュートがいちばんオススメかもしれませんね!
そして今お使いのエコキュート…ちょっと動作がおかしいな?と思ったら給湯器の寿命を確認してお早目の交換をご検討ください!
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