エコキュートとは?購入する上でのメリット・デメリットについて徹底解説!
日々の生活の中で少しでも光熱費を下げたいと考えている人も多いのではないのでしょうか。
光熱費を下げるのであれば、エコキュートに取り換えるのがおすすめです。
しかし、名前は聞いたことがあるけど、実際にどのような仕組みになっているかわからないという人も少なくありません。
そこで今回は、エコキュートの仕組みやメリット・デメリットについて紹介します。
【エコキュートとは】
エコキュートとは、ヒートポンプ技術を活用した電気給水器のことを指します。
ヒートポンプとは、空気中にある熱を吸収して圧縮することによって、移動を可能にする技術です。
自然の力を利用しているため環境にも優しく、エアコンにも利用されています。
▼エコキュートにかかる費用
エコキュートを設置する場合、初期費用としてかかる項目は以下の3つです。
- 本体費
- 電気工事費
- 水道工事費
エコキュートの本体代金は、ピンキリです。
容量タンクの大きさや搭載されている機能によって金額が異なり、大体40〜100万円ほどかかります。
次に電気工事費ですが、自宅の配線状況や依頼する工事業者によっても金額が変動します。
おおよその費用は以下の通りです。
- ブレーカー:約5,000〜1万円
- 分電盤工事:約3〜6万円
- 張替え工事:約3〜4万円
- 電力会社申請費:約2〜4万円
合計で10〜15万円ほどかかります。
最後の水道工事費ですが、電気工事費同様に依頼する工事業者によって金額が大きく左右します。
大体の相場は以下の通りです。
- 既存の給湯器撤去:約5,000〜1万円
- エコキュート設置の基礎工事:約3〜5万円
- 排水管などの配管工事:約3〜5万円
- 試運転:約3〜5万円
- オイルタンクの移設費:約1〜2万円
- 浴槽循環口:約1〜2万円
およそ10万円ほどです。
電気工事費と水道工事費を少しでも抑えたいのであれば、複数の業者に見積もりを依頼して、なるべく依頼費用が安い業者を選びましょう。
ちなみに弊社いわき電気博士で行うとかなりお安くご提供できます!
【エコキュートのメリット】
エコキュートを設置するメリットは以下の3つです。
- 毎月の光熱費を抑えることができる
- 環境に優しい
- 災害時でもお湯が使える
一つずつ解説します。
▼毎月の光熱費を抑えることができる
エコキュートでは、お湯を沸かすときに一般の電気プランよりも安い「深夜電力」を利用します。
深夜電力は一般の給湯器と比較しても安いので、毎月の光熱費を抑えることができるのです。
▼環境に優しい
エコキュートは、空気中にある熱を吸収して圧縮することでお湯を沸かす仕組みとなっています。
現在、日本のみならず世界各国において、国際問題として取り上げられているのが地球温暖化の進行です。
しかし、エコキュートは二酸化炭素の排出量が少ないので、環境に優しく、地球温暖化の抑制にもつながっています。
▼災害時でもお湯が使える
エコキュートは、深夜の時間帯にお湯がタンクに貯められて、水で調節しながら利用できるというメカニズムです。
そのため、万が一災害が発生してガスや電気が止まったとしてもエコキュートのタンクにはお湯が貯まっているので、いつでも利用できます。
特に地震大国である日本では、いつ地震が起きてもおかしくありません。
南海トラフ地震や首都直下型地震も数十年後には必ず起きると言われているので、もしもの事態に備えておけるのです。
【エコキュートのデメリット】
次にエコキュートのデメリットは以下の2つです。
- 初期費用が高い
- お湯切れを起こす可能性がある
順番に解説します。
▼初期費用が高い
エコキュートの設置には本体費や電気工事費、水道工事費がかかります。
全て含めて100万円以上かかるケースも少なくありません。
初期費用が高くて設置するかどうか悩んでいるのであれば、一般的にはリース契約がおすすめです。
リース契約であれば、毎月決まった料金を支払うことで契約期間中はエコキュートが利用できます。
初期費用を大幅に抑えることができるので、自分に合った方法を選びましょう。
初期費用を抑えるためには、補助金などを活用することもご検討ください。
各地方自治体で使える補助金があったり、そもそも自分の家に設置するエコキュートの大きさや機能によっては、私たちがお役に立てるかもしれません。
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▼お湯切れを起こす可能性がある
先ほども説明した通り、エコキュートは深夜電力でお湯をあらかじめタンクに貯めてから使います。
そのため、タンクに入っているお湯が全てなくなってしまうと、お湯の利用ができません。
しかし、普段生活しているなかでお湯がなくならないのであれば、問題ありません。
逆に普段の生活から日常的にお湯が出なくなる場合にはタンク容量が少ないことが原因です。
そのため、大人数家族の場合には、購入時に通常のタンクよりも容量が大きいエコキュートの購入を検討しましょう。
また、家族が増えた場合や新車を買ったなどの環境の変化が起きた場合にはタンクを多くすることが必要かもしれません。よくあるのは、子供が大きくなって部活を始めたことでお風呂の回数が増えたから交換したい…というお悩みでした。
あらかじめ家族計画をたててから大き目のタンク容量を検討されるほうが、新しいタンクに取り換えるよりもコストダウンになり得ます。
【まとめ】
本記事では、エコキュートの仕組みやメリット・デメリットについて紹介しました。
エコキュートは、毎月の光熱費を抑えることができたり二酸化炭素の排出量が少ないため、環境にも優しかったりするなどのメリットがあります。
万が一の災害時にも役に立つので、今回の記事を参考にエコキュートの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
また、一般的にはリース契約がいいとお勧めしましたが、私たちいわき電気博士では最安値でご提供しているので、リース契約よりも大幅にコストを削減できます!
詳しくは電気工事相談広場内の施工事例などを見てぜひご検討ください。