エコキュートで補助金がもらえる?申請方法や条件を要チェック!
【エコキュートに補助金はあるの?】
環境に優しいエコキュートを導入してほしいという願いから、エコキュートには補助金制度が導入されています。ただ、国が行っている補助金制度は現在は行われておらず、各自治体の補助金制度のみ。
自治体によって補助金額の上限やもらえる条件などが異なります。エコキュートを設置する前に、住んでいる自治体が補助金対象かどうかチェックしてみましょう。数万円でも補助金があれば、お得にエコキュートを導入できますよ。
【エコキュートにかかる費用】
エコキュートを交換する場合、かかる費用の相場は40~50万円と言われています。ただしこれは、エコキュートの本体価格と工事費を合わせた金額となるため、本体のタンク容量や工事費用によって金額は異なります。
自身がお住まいの自治体で、補助金がいくらもらえるのかを確かめてから予算にあったエコキュートを選ぶのが最適です。次の項目から、補助金が受けられる条件や申請方法、補助金がもらえる自治体について詳しく紹介していきます。
【補助金が受けられる対象・条件】
エコキュートの補助金が受けられる対象者や条件は、自治体によって異なります。ここでは、どこの自治体にも共通している大きな項目を紹介します。
まず、エコキュートは新品のものだけが対象となります。(2022年6月現在)
中古で購入したものや、レンタルしたものは当てはまらないので注意しましょう。そして、エコキュートはヒートポンプ作用を利用したもののみとなります。
また、対象者についての条件は以下のものが挙げられます。
- 申請する自治体に住んでいる、または申請中に居住予定の方(申請者が居住予定)
- 市町村税を払っている方
- 一度も世帯でエコキュートの補助金制度を受けていない方
- 暴力団員でない
- 対象製品が定められている場合は、その製品であること(自治体により異なる)
以上が一般的な対象者として当てはまる項目です。他にも申請する際に条件がありますので、ご自身の自治体で申請する際に確認しましょう。
【エコキュートの補助金申請方法】
補助金の申請は、必ずエコキュート設置前に行いましょう。申請を行うための手順は以下のようになります。
- 補助金が行われているか確認する
- 担当部署に申請方法を確認する
- 必要書類を揃えて提出する
- 自治体からの承認を得る
- 工事の実地
- 設置完了の報告をする
- 指定口座に補助金が振り込まれる
以上が主な流れとなります。補助金申請に必要な書類は自治体によって異なるため、ネットで調べて準備をするよりも、直接自治体の担当者に確認するのがいいでしょう。
必要書類は物によって工事前に提出するものと、工事後に提出するものがあります。必要書類の確認や、準備する時間も必要になるため、申請の相談は早めに行いましょう。
【補助金がもらえる自治体】
具体的な内容や実際にまだ行っているかは、直接自治体に確認するのがおすすめです。ここでは、東京の中で補助金がもらえる自治体を紹介します。
- 東京都:ゼロエミポイント付与
- 北区:装置:1台当たり5万円
- 江東区:設置経費の5%、上限4万円まで
- 新宿区:定額10万円
- 杉並区:額5万円
- 世田谷区:高効率給湯機:2万円、上限合計20万円
- 練馬区:上限2万5千円
- 東村山市:2万5千円
- 府中市:1万5千円
- 三鷹市:2万円、上限4万5千円
- 目黒区:本体価格の3分の1以下、上限3万2千円
以上が東京で補助金がもらえる自治体です。補助金額についての詳しい内容や条件、申請方法などは各自治体にお問い合わせください。
【エコキュート補助金制度の注意点】
自治体で補助金制度の導入を確認しても、一点注意が必要です。エコキュートの補助金制度は毎年4月から募集が始まるところが多く、自治体の予算を超えるとその年の補助金は終わってしまいます。10月、11月と月が遅くなればなるほど、補助金を受けられない確率が上がってしまいます。
補助金申請を行うのは早めがいいでしょう。補助金の募集が終わってしまっている場合は、可能であれば翌年の募集が始まるタイミングまでずらすのも一つの方法です。
【まとめ】
エコキュートは補助金申請をすれば、実際の金額よりもお得に取り付けられます。現在エコキュートの設置を検討されている方や、引越し先での導入を考えておられる方は、是非補助金制度を利用してみてください。