エコキュートで節電!電気代が高い人がやりたい5つの省エネ対策!

最近ニュースでも節電・節ガスという言葉が流行っていますが、皆さんはお家でどんな対策をしていますか?
ちょっと古い家電や設備などを使っていると、実は電気屋ガスを大幅に食ってしまう…などももう常識になっているこの頃ですが、電気料金を安くしたくてエコキュートにしたものの、電気代が高くて思っていたのと違う!となっているご家庭も多いのではないでしょうか?

実はエコキュートは使い方によって節電できる使い方と、反対に電力をたくさん使ってしまう使い方があります。
この機会に改めてエコキュートをよく知って、エコキュートでできる節電方法を理解し、賢く使いましょう!

【エコキュートの5つの節電方法】

先ほどもお伝えしたように、エコキュートの使い方によって電気代は大きく変わってきます。
省エネのため、節電・節ガスのために使っていても使い方によっては電気代が高くなってしまうかもしれません。

ここで、5つの節電ポイントをお伝えしますので、ぜひ日ごろの使い方を見直してみてください。

 

▼自動沸き増し機能を切る
エコキュートには、湯切れすると自動で沸きあげてくれる機能があります。便利な機能ですが、常にオンにしてしまうと電気代が高い日中にも沸き増しされてしまいます。

日中にもお湯をたくさん使うような時以外は、この機能は切っておくのがいいでしょう。基本的には深夜にお湯を沸かすようにすれば、節電になりますよ!

「あとで入る!」と言っていたご家族の方が寝落ちして、実はそのまま自動沸き増し…といったことがよくある例なので、ぜひ家族みんなで協力して節電に取り組みましょう。

 

▼ピークカット設定をする
ご家庭のプランの電気代が一番高い時間帯を知っておけば、その時間帯だけ沸き増しをしないように設定することができます。実は電気代が一番高いピーク時間は、一番安い時間帯に比べて、電気代が4倍かかります!

この時間帯に頻繁に沸きましを行っていたならば、電気代が高くなっていたのも頷けますね。

 

  電気料金を抑えるために知っておきたいキーワード③つ

・ピークカット
『最も使用電力の多い時間帯の電力の使用量を削減すること』

・ピークシフト
『電力の仕様が少ない時間帯に電気を貯めて、多く使用する時間帯に使用すること』

・最大デマンド
『直近一年間で一番電気を使用した時間帯(30分間)の電気使用量のこと』

夏や冬はエアコンやお風呂で電気を多く使ってしまいがちですが、これによって最大デマンドが多く使われてしまい、直近一年間の最大デマンドで契約電力の基本料金が算出されるので、
基本料金がそもそも一年間高くなってしまうかも…?
そのため、なるべく常日頃から、こまめな節電とピークシフトを行うことで省エネで料金を抑える効果に繋がります。

▼高温足し湯機能を使う
エコキュートには追い焚き機能高温足し湯機能があります。家族で入る時間がバラバラだったり、複数の人が入れ替わり立ち替わり入ったりすると、追い焚き機能を活用するご家庭が多いでしょう。

しかし、実は追い焚き機能よりも高温足し湯機能を使った方が節電できます!なぜなら、追い焚き機能がタンクのお湯を沸かせて循環させるのに対し、高温足し湯機能は熱いお湯を直接浴槽に入れるからです。

普通にお風呂にお湯を入れるのと同じ感覚で使えるため、追い焚きほど電気代がかかりません。直接浴槽に熱々のお湯を入れられるので、温まるのも早いです。是非活用してみてください!

▼季節によってモードを使い分ける
エコキュートには省エネモードが備わっています。温かい季節に導入されたご家庭ならば、最初は省エネモードで安く使えていたでしょう。しかし、冬などお湯をたくさん使う時期になると、省エネモードではお湯の量が足りなくなる日が増えているかもしれません。

冬は沸き増しをする日が多いなと感じるのであれば、冬は省エネモードよりもお湯をたくさん使えるモードに切り替えた方がお得です。季節によってモードを使い分けられるようになると、上手く節電できますよ。

 

▼家庭にあったプランにする
エコキュートは通常、深夜の割安な電気を使用するため、深夜帯の利用が安く設定されています。その分、日中の料金が高くなりがちです。

日中によくお湯を使い、沸き増しを何度もしている場合はプランの見直しを考えた方がいいかもしれません。季節や家庭の状況によってよく使う時間帯やお湯を使う量は異なります。

節電をしたい、電気代が高い気がする…と感じた場合は、プラン変更をしてみてはいかがでしょうか?ご家庭にあったプランにすれば、電気代を安くできるかもしれませんよ。

 

【エコキュート平均電気代(都道府県別)】
エコキュートを使っているご家庭の平均電気代は以下のようになっています。電力エリアによって異なるので、ご自身の住んでいる都道府県の平均電気代と見比べてみてください。

北海道電力エリア 1ヶ月:2,500円/1年:30,000円
東北電力エリア 1ヶ月:1,700円/1年:20,400円
北陸電力エリア 1ヶ月:1,800円/1年:21,600円
東京電力エリア 1ヶ月:1,900円/1年:22,800円
中部電力エリア 1ヶ月:1,800円/1年:21,600円
関西電力エリア 1ヶ月:1,200円/1年:14,400円
中国電力エリア 1ヶ月:1,600円/1年:19,200円
四国電力エリア 1ヶ月:2,400円/1年:28,800円
九州電力エリア 1ヶ月:1,400円/1年:16,800円
沖縄電力エリア 1ヶ月:900円/1年:10,800円

明らかに高いのであれば、節電方法を試して対策が必要ですね!反対に言えば、節電すればエコキュートの電気代はかなり安く抑えられるということがわかっています。

東北電力エリアの電気料金のコラムはコチラ

【まとめ】
エコキュートは使い方一つで簡単に節電できます!電気代が高い、節電・節ガスと謳われているから何か対策がしたい!と考えている方は、今回紹介した節電方法を試してみてください。

エコキュートも古いものを使っていると、サイズが合わなくて大変なことに…。
家族が増えたタイミングでの見直しや、少し年月が経った頃に故障しないかどうか含めて点検などをご検討ください。

もちろんお風呂だけでなく、エアコンやテレビ、もしくはLED電球など各家電も見直しをしたほうが長期的に見てもお得になりますし、
真夏・真冬に故障となっては、不便な時間が多くなってしまうかも。
一度いわき電気博士にご連絡いただいて、お家のなかの各電気関連のものをまるっと見直ししてみるのもいい機会かもしれません。
補助金や助成金なども出ているので、ぜひ他の記事を合わせて読んでください!(補助金関連のコラムはコチラ

さて、いかがでしたでしょうか?
エコキュートだけでもたくさん対策ができますね!でも全部取り掛かるのは大変なので、まずは簡単にできそうなものから挑戦してみてはいかがでしょうか。
温かい季節のうちに対策しておけば、本格的にお湯を使う冬場の電気代を大幅に安くできますよ!
なんだかお風呂の調子がおかしいな?と思ったら、給湯器の寿命を確認してお早目の交換をご検討ください!

今、メーカー様からの値上げがある時期に差し掛かっており、お値段もだんだんと変更になる可能性があるので、まずはお気軽にご相談を!

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